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| 和ちゃん新聞 1997年6月3日号 掲載分 |
和ちゃんは、そんなつれない事は言いまへん!傘屋さんが傘を長持ちさせること を推奨することは自縛行為なんですが、あえて説明いたします さすが、傘屋の和ちゃん!奉仕のネット精神
いわいる、傘は最初の反物の段階で薬液につけ堅牢防水という加工を施して裁断 し、骨にのせております。テフロン加工とうのは、この時の薬液が少し違うとい うことで、これ以降の製造工程はまったく同じであるときいております ただ、防水そのものは揮発性で永久的なものではありませんので、どんな傘でも 経年劣化をしてまいります
傘が雨漏りするのは、だいたい以下の3種類に大別されます
天の部分の処理のまずさで、雨が侵入。中棒をつたうように漏る てっぺんの「陣笠」と呼ばれるかぶせ部分や中に挟まっている 「菊座」と いう布なんかが微妙にアンバランスになるとこれになる場合があります
★2 縫い目漏り
縫い糸の部分の作業不良から、骨にのっている継ぎ目から雨が漏る
★3 生地漏り
最初の段階の防水加工が不良のものが、まれにあります 買いたてのものでも、細かいしぶきが中に入ってくるようだとこの可能性が大 ですね!最初からこういう不良の場合これは、はっきりいって廃棄処分にする 場合が多いようです 手間をかけて再生加工する値打ちがあるものは別でしょうが...
ただ離してスプレーする、晴れた日にスプレーする等々注意がきをよく読まれて 使用されないと、危険性も伴うものですので充分に注意してください。 防水のもちは当初のようなものは期待はできないかもしれませんが..
また、我々が100%推奨しかねる=WEBにアップしない理由としてはこれは 場合によりダマになって生地にむらを生じさせてしまう恐れもあるからです つまり、ソフトのβ版と同じように、あくまでもお客様の責任のもとに於いて ご使用くださいという感じなんですね!我々が推奨して、万一生地に汚損が発生 した場合は責任のとりようがありませんからね
もし購入店より製造メーカーにだすことができればそれがベストです。期間とか 費用はかかりますが、万一の場合はメーカーが責任をとってくれると思います! その意味でもやはり傘専門店から買われるほうが、このあたりのアフターケアが しっかりしていると思います
またもうひとつ奥の手としては、「ドライヤー」による復活コマンドがあります
熱風をあてることにより、潜在している防水液の粒子が溶け出してある程度まで
その能力が復活!さながら今話題のヤクルト野村監督再生工場の如く、老兵を奮
いたたせて最後の一花を咲かせるといった感覚ものです。(笑)これはけっこう
傘業界人の中でも隠れてブームになっていたりもします。
まあ、いずれにしても「駄目でもともと」という傘にしか応用していただきたく
ありません。失敗リスクで生地が汚れることもありますから、ほんと表だっては
ご紹介できないものですね!という訳で、今日は「傘裏技」的なものでした。