| BART | 1998.10 |
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オンラインビジネスの現場 ネットで昔ながらの 専門店が復活しました |
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「繁華街にありながら店をたたんだんです」 辛かったにちがいないであろう決断も宮武氏は明るく語る。 サラリーマンがある日いきなりリストラされてしまったり、あるいは大 企業が突然倒産することと同じように、老舗店舗もまた閉店を余儀なく される時代だ。創業100年を超える傘専門店「心斎橋みや竹」は、大阪 心斎橋に店舗を構えていた。 4代目の宮武氏は、「音楽活動をするかたわらで、商品仕入れを担当 していた」と言う。「一等地で商売をすると、傘を売ること以外のコス トがあまりにもかかりすぎる」ことをいやというほど知らされた。 苦い経験を経て、家でもできるビジネスを考え始めていたころに、イ ンターネットとの出合いがあった。 閉店2ヶ月前にホームページを立ち上げ準備にとりかかった。売り上 げ高月18万円からのスタートだ。 「でも、次第に売り上げが右肩上がりに昇っていくネットの魅力に取り つかれていった。」と言う。
傘などの専門店は、ネット上でしか生き残ることができないのかもし
れない。だとしたら、SOHOがその役割を担っていくにちがいない。
卓越した技術よりも、会話(メール)することの大切さは、昔も今も変
わらないようだ。
1958年大阪市生まれ、関西学院大学中退後、 音楽活動をおこなうかたわら、家業の傘専門店で仕入れを担当。 1996年閉店と同時にインターネットでの通信販売を開始する。 ★ 集英社BARTのホームページ |