---------------------------------------------------------
★傘屋の和ちゃん熱血コラム『実践ウェブショップ』VOL.58
 〜 ワンランク上のネットショップづくり 〜
【名物店長は厚底ブーツ】宮武 和広
---------------------------------------------------------

【電子商店進化論VOL.1〜名物店長は厚底ブーツ】

	強いものが生き残るとは限らない
	賢いものが生き残るとは限らない
	変化に対応できたものだけが、最後に生き残るのだ

ダーウィンの進化論は、まさにオンラインショップの現状をいいあてた
名言でしょう。電子商店は過去のノウハウをそのまま良しとして邁進し
ていてはならないという過酷な運命にさらされているのです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
名物店長は厚底ブーツ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

岸本君や青木さん、堂園さん…カリスマ店長が群雄割拠し、そういう中
で日本のオンラインショップは市民権を得てきました。 eビジネスは人
間力という喩があるように、確かに人としての魅力が大きな推進力とな
ってきました。

でも最近徐々に事情が変わってきたようです。お客様は何を一番の判断
基準として購入衝動をおこされるでしょうか?それは間違いなく商品力
です。もちろん「こだわり店主」のうんちく満載(漫才?)の店の超絶
な魅力は変わりません。でも店主力だけでは差別化できない情勢に突入
したのです。

講演で私や岸本君が「名物店長輩出」を最高戦略とうたった時代は長か
ったようですが、もはやそれは残念ながら終焉をむかえつつあります。
インターネットでお買物をすることが日常化してきて成熟してきた証拠
でもあるし、また名物店長が乱立しすぎたということでもあります。

いくら名物店長でも売っているものが、魅力ないものでは誰もとびつき
ません。それに家族構成や経歴をすべてさらけだして「どうぞ安心して
買物してください」と人間パワーを出す戦略も風化してきました。そん
な自己プロデュースより、たとえば通販契約のクレジットマーク一個の
ほうが、実務的に対外的信用をだしていることに、次第にユーザーが気
がついてきたのでしょう

今現在カリスマ店長として名をはせた人は、その延長で少しは戦えるか
も知れません。それは一握の先行者利益とも呼べるものです。でもこれ
から起業される方は、残念ながら、もはや名物店長だけでは差別化をす
ることもできなければ、信用をえることのできないということを、しっ
かり認識して、お店を構築する必要がありそうです。

猫も杓子も厚底ブーツ、猫も杓子も名物店長。もう差別化はできません
中身(商品力)での真の勝負がはじまりました。インターネットは恐ろ
しい早さで普及しています。そしてその中のノウハウは常に動き、変わ
ります。

店や店主の色をみせて、そしてこだわりで勝負することは有効だし必須
であることは変わりません。でもそれで差別化はできなくなりました。
まさに環境に順応し進化しつづけたものだけが残れるのです!店主力は
商品力や店舗力が似た場合に、はじめて効力を発揮するものなのです。


       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
       宮武  和広(傘屋の和ちゃん)
       ネットの脅威!潰れた老舗が蘇り、そして無限に進化する
       2000年〜傘に千年、がんばり万年
              『雨降って傘屋どっと混む』
       心斎橋みや竹  kasaya.com 
       http://www.kasaya.com/
       mailto:miyatake@kasaya.com
       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



次へ

kasaya.com 目次にもどる