Banco Report
by RATTA

BANCO、再び。

私が行ったのは2日目の26日
彼等の作品から受ける印象とはちょっと異なり、機材は意外に感じるほどシンプル。シンバルの枚数は 多目に感じられたが、それとて目立つほどではなし。ギターのエフェクト類も最小限って感じだった。


機材が一番膨らみやすいKeyboardsでもL字型の配置で収まっていて、 YAMAHAのKX88の上にRolandのFPの二段重ね+右側に折れた所に MiniMoog。その下にはKURZWEILのK200R、RolandのMKS20、 YAMAHAのTX7など。そして舞台裾近くにMidiMoog。これはFPに つないで使っていた。



服装は機材に輪をかけてシンプル(!?)だった。Tシャツにジーンズなど 普段着の延長って感じで、はっきり言えば無頓着!? Keyboardsの Nocenzi氏に至ってはよれよれのスエットに運動靴! が、一度演奏が始まると、そのようなことはどうでもよくなってしまう もので、やっぱり最後は作品であり演奏内容だよなぁ!ということを、 これでもかとばかりに見せつけてくれた2時間でした。


Gaicomo氏のvo、歳が歳なので心配だったが、それは杞憂であった。 少なくとも私の耳には衰えは感じられなかった。むしろ、年齢を 重ねたことによるであろう円熟味が加わっていたように思えた。 特に75万年…は素晴らしかった。思わず涙が滲んできてしまった。 音楽は言葉を超えるっていうのは本当なんだなぁ、と改めて実感。


Nocenzi氏の白熱したKeyboards playも素晴らしかった。これまで思 っていたよりもずっとJAZZの影響が濃厚な人だとも思った。聞くところ によるとC.Coreaが大好きなんだそうだが、それ以上にK.ジャレットや モンティ・アレキサンダーを彷彿とさせるようなフレーズが随所にあった。 欲を言わせてもらうなら、アコピパートはmidi+KX88ではなく、せめて 打弦式エレピ(CP80とか)、できるならコンサートグランドでの演奏を 聴きたかった。


PAのバランスも良好だった。途中何度かもう少しKeyboardsが目立って もよかったんじゃないかとも思ったが、位相もちゃんと把握できたし。 ただ、途中何度かguitarやbassがハウったことや、Gaicomo氏が何度か 片耳を押えて歌う場面があったことからすると、ステージのモニタの位置 か音量には何か不具合があったのかも知れない。


Song Listなどの細かい情報はいずれMARQUEEなどに掲載されると思うの で、そこには多分出てこないであろう話をいくつか。



   ♪♪♪♪♪♪♪

★2日目のライブが始まるちょっと前、Gaicomo氏がニコニコしながら  観客の間を縫うようにして客席フロアを通り抜け楽屋へ入って行った。  手には東急百貨店の大きな紙袋を下げていた。(お土産か!?)


★Gaicomo氏は、曲がインストパートに入るとステージ上をウロウロ  と(のしのしと!?)歩き回る。どうも長年の習慣みたいだ。  聞くところによると、初日より2日目のがよく水を飲んでいるそうだ。  ボトルは六甲のおいしい水だったが、近くで見ていた見知らぬお方は、  あれにはお酒が入っているに違いないと断言していた(^^;)。


★Nocenzi氏が、ものすごく太ってしまっていたのにはビックリ。  88鍵の鍵盤が小さく見えるくらい横にもエキスパンドしていた。  5年前に収録された映像では、まだあんなに太ってなかったはずだが…。  まるでお相撲さんみたいだった。(失礼…)


★2日目終了後も急遽打ち上げが企画された。でも行けなかった…。


BANCO DEL MUTUO SOCCORSO
LIVE IN JAPAN
25th & 26th of May, 1997
at: ON AIR WEST(Shibuya)

   ♪♪♪♪♪♪♪
copyright by RATTA K.S


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