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第十四話
和歌山県 那智勝浦町ナチカツウラ
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★世界遺産・大門坂 樹齢八百年の『夫婦杉』★原生林から133m、日本一の落差を誇る『那智の滝』★ |
第14話は、和歌山県 那智勝浦町。本州のほぼ最南端、
気候温暖にして、風光明媚。ほんまえぇとこでっせ。まぐろ延縄漁法による生マグロの水揚げも日本一。
旅の心は古道や温泉に思いを馳せつつ、腹の心はマグロ一色。
今回は古座川町・古座・太地町・那智勝浦町・熊野川町・北山村商工会合同の「広域商工会くろしお協議会」さんの講演、お招き おおきに!ありがとうございます。
■訪:2006年12月6日(水)7日(木)
■文責、構成、写真:宮武和広(心斎橋みや竹kasaya.com)
| おすすめ特急 オーシャンアロー |
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以前に紀勢線特急で酔ってしまってヘロヘロになった嫌な思い出があったんですが、 思い起こせば当時は自然振り子式。 今回は制御付き振り子式。遠心力データを予め入力しカーブ進入前から徐々に車体が傾斜、 しかも眺め良き展望車とあって快適至極の旅でございました。うーん 新旧『振り子』を『天秤』にかけりゃ?断然新式に軍配が・・・というわけで、 おすすめ特急はオーシャンアローですわ。そうそう和歌山列車区のAさん、運転中の大きなあくび見てしまいましたでぇ。しっかり睡眠とってくださいやぁ。たのんます(笑) ちなみに、このグリーン車は車両中央で2列・1列シートが交代するといういう、ちょっと珍しいレイアウトになっているんですが、 これは振り子式ゆえ車両内の重量バランスをとるための特殊配置(電車マニアの長男談)とのこと。なるほど!
美しい海岸線に沿ってすすむだけあって、まるで車内に潮の薫りが入ってきそうな臨場感と情緒。 車窓の景色は素晴らしいです。
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| 世界遺産の 大門坂〜熊野古道 |
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熊野古道の入り口「大門坂」。 まずは俗界と霊界の境目という振ヶ瀬橋が出てきましたが、何気に渡ってしまいました。 えらいこっちゃ、もう俗界には戻れまへん。 程なく左右に現われた樹齢800年のめちゃめちゃ立派な夫婦杉。 いやぁなかなか荘厳でえぇムードですわ。これぞ世界文化遺産っちゅう光景でんな。こっから約600Mに渡って杉並木と石段の、さながら修験者の道ともいえる坂が続くわけですが、 幽玄な景色にひかれて、ぶらり歩きはじめると、なかなかどうして・・結構あしにキマス(苦笑)。 12月というのに、汗いっぱいになってしまいました。中腹の熊野古道バス亭からも坂に入れますので、 時間のない方は横入りでもええかな?いえいえそれでは那智さんに失礼。ご利益も無くなりまっせ
那智古道大門坂・旧参道の杉並木 那智山は都より山川八十里。往復一ヶ月の日数をかけ踏み分けた参詣道が「熊野道」である。 熊野九十九王子としても知られた往古の歴史を偲ぶ苔むした道でもあり、 那智山の麓から熊野那智大社への旧参道です。
この石畳敷の石段は、ニ六七段・その距離約六〇〇メートル余、樹高五五メートル余、樹齢約六〇〇年程と推定されている。 その途中には、熊野九十九王子最終の多富気王子跡がある。この所に大門があったので、「大門坂」とも呼ばれています。
(大門坂 案内板より転載)
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| 那智大社・那智山青岸渡寺(西国33番 一番札所) |
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さらに那智大社の表参道の階段が続きます。ふぅ、これなら杖を買っておきゃ良かった(笑) 参道の御土産店はユニークな店が多く、なんだか心が和みます。 後から買えるなと思った品が、実はここでしかなかった品と気づく事もあり、お薦め購入ポイントでもあります。立派な朱塗りの一の門、二の門をくぐれば、お目当ての那智大社本殿。お清めの護摩木を焚き上げてお参りします。 隣は国の重要文化財で、西国33番観音霊場の第一番札所でもある青岸渡寺。その向こうには展望台があり、 三重塔と那智の滝が一望できまっせ。
熊野那智大社は、熊野速玉大社・熊野本宮大社とともに熊野三山と呼ばれ、世界遺産となってからは訪れる人も急増しているそうです。 ただブームに乗じ、軽い観光気分で本宮を目指しリタイアする方も少なくないようで、 これではせっかくの熊野三山巡りも「熊野散々」。事前に行程の計画をしっかり練りたいもんですな。
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| 那智の滝 |
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いやぁ出ました壮観圧巻!原生林からの落下133m、日本一の落差の滝 「那智の滝」。 訪れた12月は雨不足で、少々水量不足でしたが、、ご安心ください。日本一の雨男「傘屋の和ちゃん」が立派に 雨をもってまいりましたでぇ。この雨で潤うとくんなはれ。更に滝壷を間近に見る有料オプションコース(徒歩二分)も完備。 お時間の許す方はどうぞぉ
| 補陀洛山寺(ふだらくさんじ)と補陀洛航海 |
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観光メインコースからちとはずれますが、是非訪れたいのが、那智駅(無人駅です)近くの「補陀洛山寺(ふだらくさんじ)」。 なにやら、昔々に南の彼方にあるという極楽浄土を目指して、小さな御船で大海原に航海に出るという、 壮絶かつ究極の荒修行「補陀洛航海」があったらしい。観光タクシーの運転手さん曰く 「宮武さん、家族の病を治すために捨て身で旅立つ人もいたらしいです。 でも途中で怖くなって逃げ出した人もいるとか・・・誰も末路を確認した人がいないのが事実ですね」 うーん、いのちを助けるためにいのちを投げ打つ?? 航海の無謀さに中途で気付いても、まさに「後悔先に立たず」ということでしょうか。ひとり航海なんて、淋しがり屋で怖がりの私にはとてもできまへんなぁ
補陀洛航海とは 生きながらにして南海の極楽浄土(補陀洛浄土)をめざして行われた 一種の捨身行である。 平安時代から江戸時代まで20数回にわたり、那智の海岸から当寺の住職達が渡海した。 この渡海船は、那智参詣曼荼羅をもとに平成5年 南紀州新聞社 社主 によって復元されたもので、 入母屋作りの帆船で、四方に発心門、修行門、菩提門、涅槃門の殯(もがり)の鳥居がある。
(補陀洛山寺 境内案内板より転載)
※殯(モガリ)…古代日本の葬祭儀礼。貴人の死体を、墳墓が完成するまで仮に納めて置いたこと
■ 補陀洛航海(Wikipedia)
| 熊野・那智の頑張る電子商店 |
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熊野那智くろしおネット
和歌山県熊野地域の広域商工会くろしお協議会主催のBtoB、BtoC混合受発注支援ポータルサイト
主催・運営:広域商工会くろしお協議会<古座川町・古座・太地町・那智勝浦町・熊野川町・北山村商工会>
| 勝浦に泊まる! |
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今回泊めていただいたお宿は「かつうら御苑」さん。コンセプトは「残心のおもてなし」。 講演時間の関係で夕食はとれなかったのですが、素晴らしい「滝見の湯」は満喫。 夜1回、朝2回の計3回入浴して、すっかり温泉三昧。目を凝らしたんやけど、雨が少なく滝が細くてちょっと見えなかったのが残念(苦笑) 夕凪の間というお部屋も見晴らし抜群で、夜は波音を子守唄に心地よく眠りました。 今度は水入らずで露天風呂つき客室に ゆったりと泊まりたいもんですな。えっっ・・・誰と?勿論 家内とですよ。誤解のなきよう(笑)
| 那智勝浦ヘ行こう! |
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★天王寺⇔紀伊勝浦(約3時間20分)
JR紀勢本線(きのくに線) 「オーシャンアロー号 制御付き振り子式283系」 「スーパーくろしお号振り子式381系」 ★名古屋⇔紀伊勝浦(約3時間20分) JR紀勢本線 「ワイドビュー南紀号キハ85系」 |
| ■東京⇒南紀白浜空港 60分 ■白浜⇒JR紀伊勝浦 90分 |
| ★東京池袋サンシャインシティープリンスホテル前から高速バス 東京池袋発21:30〜那智勝浦着翌日8:30 |
バスの時刻が限られていることや、石段が多く往復徒歩が厳しいことなどを考えれば、 ちょっと※はりこんで「観光タクシー」などどないでっしゃろか? 時間の効率的利用によろしゅおまっせ。それに3〜4人やったらワリカンで結構安ぅなりますしなぁ。
※はりこむ…関西弁で「奮発する」を示します。刑事さんの「はりこむ」とは別です 例:今夜ははりこんで「すきやき」にしよぉおさえておきたい名所は「大門坂」「熊野那智神社」「那智山青岸渡寺」「三重塔」「那智の滝」「補陀洛山寺」時間が許せば 「妙法山 阿弥陀寺」という感じでよろしいやろぉ。それでお土産は地元の人も超おすすめの「まぐろ」関連がお薦め。 そうそう観光タクシーとはいえ、杖の準備も御忘れなく。はい、もうここまで読んだ貴方は世界遺産カツウラ通(ツウ)! さぁ旅支度はいますぐ
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環境省『快水浴場百選』海の部特撰の素敵な海岸。 マリンスポーツも楽しめる県下最大のリゾートビーチ。写真は12月で冬の海ですが、シーズンともなると ぎょうさん海水浴を楽しみにきゃはります。。 ただ外海なんで、天候により波がちと荒くなりやすく、サーフィンの兄ちゃんなんかにも大好評っちゅうことらしいですわ。 そうそう、隣接の「那智駅」は無人駅でしたなぁ。シーズンは駅員さん、臨時に駐在しはるんやろか・・・■ 那智海水浴場
■ 那智海水浴場(み熊野ねっと)
| 那智勝浦町公式サイト |