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★傘屋の和ちゃん熱血コラム『実践ウェブショップ』vol.17
〜 ワンランク上のネットショップづくり 〜
【後払いの限界】 宮武 和広
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前回、私はコラムで「時には牙をむけ」と書きましたが、その手段考察
はまたのテーマにするとして、とにかく回収不能なものが、現状ごく少
ない確率ながら存在することは覚悟しておきましょう。
しかし、そこで滅入ってはいけないのです。特に私は繁華街、心斎橋の
ド真ん中で実店舗を長年体験してきましたので、その万引き状況からく
らべると、まったく天国?のような数字には違いありません。
◆不良顧客追求の優位性◆
考えてもみてください。実店舗であれば「お釣りを渡しすぎても」「あ
きらかに商品をとったことがわかっていても」証明できない場合がほと
んど。気付く時はまだまし!土日にパクられている傘は想像を絶する数
またプロ集団は開店直後の清掃等で警備手薄な時を狙って堂々と高額商
品を盗んでいきます。彼らの素性はまったくわかりませんし、まさに悲
惨な状況であります
しかし、インターネット通販なら、少なくともちゃんと商品お届け先の
詳細なデータや運送会社のデリバリーデータ、判とり、お客様とのやり
取りのメールデータすべて手中にあります。内容証明の送付等、後日ち
ゃんとした請求行為を執り行えることを思えば、実商売よりはいいと言
えるでしょう。
◆「先送り」の限度設定 ◆
そこでポイントとなるのが「先送り」の限度額です。皆様は先行店舗の
事例を踏襲して「いつでもニコニコ、安心の後払い」のみを掲げてはい
らっしゃいませんか。それではいけません。上限を必ず設けねばなりま
せん。ここでは長い年月をかけて構築された、老舗大手通販様のストア
ポリシーがとても参考になります。
====================(抜粋)====================
●未払い代金と御注文額の合計が○万円を超える場合は
代金先払いをお願いしております。
●限度額はご入金実績により変更させていただきます
●電話のない場合、または電話の繋がりにくいお客様に
は代金先払いをお願いすることがございます
●上記の場合以外でも、弊社審査により先払いをお願い
する場合がございます
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では、和ちゃんいくらを限度額にすればいいの?という声が聞こえそう
ですね。お答しましょう!これは職種によってまちまちですが、こう考
えられてはいかがでしょうか。つまり・・あなたが実店舗のショップオ
ナーだったとして「チェーンをつけたり、ショーケースにしまいこむこ
と」なしに展示販売される商品はいくらまでですか?私の店は5万円ま
では自由に手にとって見てもらっていましたので「はじめての方は5万
まで」御馴染みさんには10万ぐらいまでは、もって帰って品決めして
もらっていましたので「お得意様は10万円まで」にしています。それ
を超えた場合は、いくら御馴染みさんでも先払いをお願いしています。
お客様に自由にご覧いただくディスプレイは万引きリスクと表裏一体。
実店舗における展示限度額というのは、万万一回収不能になっても大
きな痛手にはいたらない額といえましょう。じっと目を閉じて考えれ
ば、あなたの業種での先送り限度額が自ずとわかることでしょう
◆ノウハウのない取り引き形態には手をそめるな◆
立場はそれぞれ違いますが、私の場合は小売り店舗です。大量売りのノ
ウハウがない小売り商が卸しまがいの大規模商売を手がけると、絶対い
たい目にあいます。まずは実績と信頼ができたお客様から地道に手堅く
基本的には「小さなことからコツコツ」精神でいくべきでしょう。ちな
みに私が大量納品した例は、信頼のおける知人が紹介したものや、東芝
さんや日経系の雑誌社の方が社内メールアドレスから発注されてお電話
でも、しっかりと確認のとれた場合のみです
◆大量受注は、あくまでも前金でもらおう◆
最近、特にふえているのは「転売」可能なもの(傘、蛍光ランプ等)を
ホームページで商品確認するまでもなく「大相撲等の景品にするので、
何でもいいから」大量に発注するケース。また最初2回までは実績をつ
くりあげて3回目大量先送りでドロンといったケース。これらは要注意
小売店レベルでは、あくまでも一定額以上に関しては「納品時現金払い」
もしくは「全額または半額前納」をお願いしましょう
「代引き」に関しては予定期日に到着しないがゆえに拒否理由になる場
合があります。その回避テクニックとしては、前日までに宅配着店に確
実にとどけておけば大丈夫でしょう
またプリントTシャツ、名前入り商品など他のお客様への転売でできな
いものは、完全に前金で頂戴するべきでしょう。
◆安心の「後払い」システムを守るために
このコラムはネットセキュリティーが崩壊した内容ではありません。む
しろここで商売させてもらってからは「お客様との絆」がより強くでき
あがって「良心販売システム」がうまく稼動していることを多くのショ
プの方が体感されていることでしょう
ただ、ごく一部の不心得な輩がこの「システム」に目をつけることもあ
るのです。ですから、毅然と上限をもうけて、どんな美味しい話でもち
ゃんとストア・ポリシーを貫きとおすことが、つまり「良心販売システ
ム」の砦を守りとおすことになると、和ちゃんは固く信じています!
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宮武 和広(傘屋の和ちゃん)
潰れた老舗、いまサイバースペースで甦る!
創業102年のノウハウ、サービス満載
『雨降って傘屋どっと混む』
心斎橋みや竹 kasaya.com
http://www.kasaya.com/
mailto:miyatake@kasaya.com
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