匠の傘専門店 みや竹 > 心斎橋 みや竹について > 傘専門店としてのSDGsへの取り組み
世界中で実践されている「持続可能な開発目標(SDGs)」
傘専門店で出来ることには限りがありますが、できる限りの取り組みをしています。
雨が降るたび傘を買い使い捨てる、風が吹けば壊れたビニール傘が散乱する。 持続可能な消費の為にも そんなライフスタイルこそ捨てなければいけません。
SDGs.12「つくる責任つかう責任」では、 サーキュラーエコノミー(資源の循環を遅らせることで、廃棄までの時間を長くする)への取り組みが重要とされています。
「耐久性が高く、修理もしやすく、愛着を深めて長く使い続けていただく傘」をご提案することで、私たちも社会貢献したいと考えます。
匠の傘は耐久消費財であり、使い捨てではありません。その積極的なサポートが、傘専門店に求められる姿勢です。
傘も生きています
人が病を患ったり怪我をしたりするように、どんな堅牢な傘でも故障や破損はします。 当店は傘の生い立ちを知るかかりつけ医です。傘の健康について気軽にご相談下さい。
ご購入品の修理を喜んで承ります
骨、シャフト、ハンドル等 職場に対応部材のある限り修理ができます。ご購入履歴をもとにフォローアップが出来る体制が当店には整っています。
『捨てないこと』が大事なテーマ
生地張替は出来る傘が限られており、すべてリクエストにお応えできるわけではありませんが、可能性がある限り「蘇生プログラム」や「代案」をお探しします。
メンテナンスの窓口があります
ご購入いただいた傘が少しでもオーナーに長く寄り添えるように努力を惜しみません。
みや竹『お修理受付窓口』はこちらです。
※他店様でのご購入品は承っておりません
傘を知れば 愛着が湧きます
もっと深く、傘を知っていただいくことも寿命を延ばす大事なポイント。お手入れや取扱に役立つ 『匠の傘 総合マニュアル』を御用意しております。
忘れたり盗られたり 突然の別れは悲しいものです。ご安心ください、ID登録サービスを御用意しています。
拾得時連絡先、コールセンターナンバー、ID登録番号。3つの情報が 大切な貴方の傘をまもります。
拾得された方からコールセンターへ連絡が入り、オペレーターが詳細を伺ってオーナー様へお知らせする流れです。
鉄道での紛失の場合は、該当の忘れ物センターと情報を共有。照合物があった場合オーナー様へご連絡します。
個人情報を記載なしでも返却率が高まるうえ、盗難防止にも貢献。傘の寿命を延ばす意味でも、ぜひご利用下さい。
「持ち歩くのが邪魔、畳むのが煩わしい」様々な理由で傘は持ち物リストからはずされ、果たして突然に雨が降れば その場凌ぎの使い捨てビニールを買ってしまうはめになります。
なぜ傘は邪魔なのか、危ない横持ちをしてしまうのか。私達は「傘の長さには『不要な部分』がある」ことに気づきました。長さのルーツはステッキだったからです。
そして生まれたのがフルサイズショートアンブレラ。目指したのは、腕を伸ばして持てるストレスフリーデザイン。
機能的に問題がない範囲で不要部分をカット、十分な広さ(面積)がありながら 持った際の長さが短い設計です。
窮屈に肘をまげることもなく、普通に鞄を持つように自然に持ち歩けるので、ストレスをほとんど感じません。
傘がもっと持ちやすく、安全で快適なものになれば、通りすがりの店で使い捨て傘を買う人もぐっと減るでしょう。
VISIONARY MAGAZINE BY LEXUSの紹介記事を見る
ジェンダーとは「社会的文化的性差」と訳され、SDGsでは、主に女性のエンパワーメントを趣旨としていますが、男性も差別を受けて 肩身の狭い思いをするケースがあります。そのひとつが日傘使用です。
「男だから日傘はさすな」「日傘を持つのは女性、男の日傘は気持ち悪い」無意識に形成されている先入観・偏見(ジェンダーバイアス) 『男だから』の息苦しさから、男性の心を解き放ちたいと願い協会を設立しました。
心斎橋みや竹 店主 宮武和広が代表理事を務めさせて頂いております。 社会の中の役割の平等だけでなく、持ち物だって 良いものは性差を超えて平等に採り入れていくことが、豊かな未来へ繋がります。
SDGs13「気候変動に具体的な対策を」で主要リスクのひとつとされる『熱中症による死亡/健康対策』へ貢献するためにも「男の日傘」を提唱し推進しています。 炎暑の2018年は95137人(死者319人)、2019年でも71317人(死者244人)、2020年64869人が救急搬送されています。
出典:総務省
もう男の日傘は恥ずかしくありません。無防備に歩き回り熱中症で倒れるほうが恥ずかしいです。 医療/救急に携わる人々に負担をかけないためにも「日傘で身を護る」ことをライフスタイルに採り入れてみてください。
店主 宮武和広は環境省/男性用日傘の意見交換会に出席いたしました(2019/07/22)
写真右:宮武、右から二人目:原田 義昭 第26代 環境大臣
心斎橋みや竹は1999年より男性用日傘の普及に尽力をしてまいりました。どこよりも豊富でユニークな品揃えでございます。匠の男性用日傘は、ぜひ当店にご用命ください。