心斎橋みや竹 匠の傘専門店 明治二十九年


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匠の傘専門店 みや竹 > 匠の傘の魅力 > 匠の傘総合マニュアル > 傘の心得とマナー

傘の心得とマナー

1.開く時(使用開始)

周囲に人がいないことを確認し、軽く骨をさばいて開いてください。急いで勢いよく開くことは、骨がねじれたり、くちネームや袖にひっかかり曲がったりする故障に繋がります。

2.開いて持つ時

すれ違う時、衝突して迷惑がかからないような気配りを心がけてください。できる限り体からはみ出す無駄な面積をおさえ、ローポジションで傘の大きさを有効活用しましょう。

3.水きりをする時

周囲に人がいないことを確認し、傘を開閉する要領で水をきってください。傘を勢いよく振ったり回しても思ったほど水滴はとれないうえに、傘の故障に確実につながります。

4.閉じてもち歩く時

傘の先が前後の人にあたらないよう「自分の歩幅の範囲内に石突がおさまる」ような歩き方がベストです。階段では後ろの人にあたらないよう、傘が体の前方でおさまるような位置にくるように持って下さい。生地の部分を握ると手垢が付着し撥水寿命を縮めますのでハンドルを持ちましょう。

マナー全般に関して・・・・難しく考えたり、神経質になり過ぎる必要はありません。

大切なことはたったひとつ。日頃から街で傘をさし歩く人の姿をみて、「あんなことは迷惑になる、こんなことはして欲しくない」ということを心にクリップ留めしておくことです。

江戸しぐさのひとつに、すれ違いざまに傘をそっと外側に傾けあう「傘かしげ」があります。思い遣りの心で傘を扱える人は、あらゆる場面で相手の気持ちになって対応できる人。日々、傘と暮らす中で、素敵な人格を磨いていくことができます。

5.入店時、帰宅時(使用終了時)

傘も鞄や帽子と同じ意識をもってください。クロークや鍵つき傘立てのない店、傘袋の用意のない店では、店外で水きりをした後、承諾をえて席まで持ち入るのがベストです。
帰宅したら、水掛けや水きりをした後、骨に残留した水分をタオル等であらかた拭きとってください。傘たてに置く時は、他の傘と絡まないようネームバンドを巻きましょう。

傘の注意書きに「すぐに陰干しを」とありますが、実際にはほぼ無理でしょう。そこで、傘を一日じゅう持って歩き回ったと思えば、「就寝時の陰干し」で充分です。

6.就寝時

就寝時に家の「空きスペース」をみつけ朝まで開いておくだけで、傘は元気になります。全開きにできない時は、シャフト中間部に紙や布をあてて、大き目のクリップで挟みこむことで半開きにできますので、そのままで床において頂いても構いません。
煩雑な手間はかかりません。基本的で簡単なお手入れが、傘の寿命を延ばします。

※具体的な干し方は「傘のお手入れ」で解説します⇒ 「傘のお手入れ」

7.保管時

褪色(たいしょく※色あせ)や移行昇華(いこうしょうか※色移り)を防ぐために

を選んで保管してください。また天然樹ハンドルの「あくび=曲がりが戻ること」を防ぐために、下駄箱やカウンターの上に先端を支点として引っ掛ける保管方法もNGです。

8.強風時

気象予報士が「しっかりした大きめの傘をお持ち下さい」という時は長傘にしてください。台風で激しい風が予想される時は、傘は使えません。レインコートの使用が賢明です。

使用中に急に風が強まり壊れそうになった時は、半開きにして、下ろくろを手で持ってコントロールするような緊急措置をとってください。傘の頭を風にむかってさし、直接下から風をくらわないようにして下さい。そして早く安全な屋内に退避してください。

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