匠の傘専門店 みや竹 > 匠の傘の魅力 > 匠の傘総合マニュアル > 【付録】中棒のテープって何?
親骨と受骨が交わる(ダボ)は開閉のつど中棒にあたります。多くの長傘では、中棒に透明テープが貼ってありますが、それはこの接触による損傷を防ぐものです。
※職人がテープは必要ないと判断した場合は貼付していないこともあります。
なぜもっと違うテープにしないのでしょう。まず、これ以上厚いものですと、中棒が太くなりすぎて開閉不能になります。 また、色ものですと修理品のイメージになってしまいます。透明テープはシンプルですが、製造業者が頭をひねった末に選んだ究極の選択です。
もしはがれかけていたら貼り直しましょう。糊がはみ出しているようなら拭いて掃除しておきましょう。 貼ってないとあたった部分は開閉のたびに 中棒に小さく細かな傷をつけていきます。見苦しいといって剥がさないでください。あなたの傘の守護神ですから
お客様で貼りなおされる時は市販のセロハンテープで充分ですが、おすすめは「超透明テープ」です。スコッチ 超透明テープ巾18mmが使いやすいです。作業Stepは以下のとおり
ターゲットポイントを計測
爪で慎重にリムーブ
布ガムテで糊を除去
中棒に垂直に貼れば完成